2025年02月27日 11:38更新
雇用に期待!
東京のIT企業が上越妙高駅の西口にあるオフィスビルに今年1月に支所を開設しました。この会社では今後、従業員を5人増やすことにしていて、地元の人材を積極的に採用することにしています。
上越妙高駅 西口のオフィスビルに支所を開設したのは、東京に本社があるIT企業「アルス・ウェアー」です。主に鉄道の電気設備を管理するシステムを開発しています。
現在従業員は5人で、うち3人は上越市で採用されています。この日は本社の社員が来て、業務の打ち合わせなどが行なわれていました。
会社では上越に進出した理由について、コロナ禍以降、リモートで業務をすることが増えたこと、関東圏で人材を確保することが難しくなったことを挙げています。
アルス・ウェアー 大友孝昭 代表取締役
「東京に出て来たいという若者がいるなかで、地元で働きたい人も多いと聞いた。市内の専門学生の8割が地元就職を希望していた。ただ働く場所がないので、仕方なく東京に出ていく人がまだまだ多い。それならうちが事務所を構えることでいい人材を雇えるのでないか」
上越市ではIT企業の誘致に力を入れていて、補助金を出しています。アルス・ウェアーはこの補助金を活用しました。この日は中川市長が支所を訪れ、ほかのIT企業と連携して人材育成を進めてほしいと話していました。
中川市長
「小中学校でもIT授業を取り入れたい。ORAJAというIT企業のNPO法人があるので意見交換をしてもらえれば」
アルス・ウェアーは今後従業員をさらに5人増やすことにしていて、地元の人材を積極的に採用することにしています。
アルス・ウェアー 大友孝昭 代表取締役
「毎年1人でも採用していきたい」
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