2016年09月07日 18:20更新
上越市立城北中学校の卒業生で俳優の渡辺 樹里(わたなべ じゅり)さんが9月7日に母校を訪れ、3年生に夢に向かって挑み続けることの大切さを語った。
城北中では学年ごとに生き方講座を開き、様々な人から人生経験を学んでいる。今回は3年生の進路を決める参考にしてもらおうと講師に渡辺さんが招かれた。渡辺さんは、18年前に城北中を卒業し新井高校に進学。その後は俳優になろうと上京し劇団に所属しましたが挫折し、夢を諦めて海外に渡航。その時ブロードウェイでミュージカルの舞台を見て感動し、もう一度芝居をやろうと決意し日本に帰国。現在は東京の俳優の事務所に所属し、舞台やラジオドラマなどで活躍している。
渡辺さんは生徒に「これからの人生は絶対大変なことがある。でも、好きなことをしている時はどれだけ苦労しても苦しいと感じません」と話し、夢を持つことや、挑戦し続けることの大切さを伝えた。講演を聞いた生徒のひとりは「それぞれの生き方があると思った。夢は諦めないで最後までやりぬけば実現すると思った」と刺激を受けていた。