2024年11月29日 17:21更新
老朽化で新しく建替えられた上越市居多の新しい「上越斎場」の利用が12月2日(月)からはじまるのを前に、29日(金)に竣工式が行われました。
新しい斎場は市道を挟んで古い斎場の向かい側に建てられました。建物は2階建ての鉄筋コンクリートで延べ床面積はおよそ2400平方メートル。正面入り口の屋根は中郷区岡沢産のスギを使って雁木をイメージした作りになっています。
新しい斎場は以前と比べ火葬炉が5基となり1基増えました。火葬から納骨までの時間は1時間45分で45分短縮されました。また、同時に2件受け入れることができるようになり、1日あたりの受入件数は4件増えて15件になりました。
上越市によりますと去年1年間で火葬した数はおよそ2200人でした。今後は高齢化に伴い利用が増える見込みです。
竣工式には中川市長や工事関係者など32人が出席しました。
中川市長
「上越市民が求める斎場の実現に向けてプロジェクトを進めてきた。皆さんのその熱意と努力に感謝。日本海を望む自然豊かな場所でご遺族の皆様が故人を偲び、厳かに見送ることができる新たな環境を整えることができた」
新しい斎場の利用は12月2日(月)から始まります。なお、これまでの斎場は来年1月から解体工事が行われ駐車場として整備されることになっています。
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