2017年11月16日 06:00更新
専門的な美術教育を受けていない人が独自の発想と方法で制作した作品の展覧会「アール・ブリュット展in上越3」が、11月18日から高田の5つの会場ではじまります。それに先がけて、あすとぴあ高田ではプレ展示も行われています。
アール・ブリュットとは、フランス語で「磨かれていない芸術」という意味です。「アール・ブリュット展in上越」は今年で3回目を迎え、県内のアーティストの作品を中心に展示します。城下町高田のまちなかを散策しながら作品が鑑賞できるよう、町家交流館高田小町、旧今井染物屋、瞽女ミュージアム高田の3会場で開催されます。
初日の18日は高田世界館でオープニングセレモニーが行われ、国内でも珍しいバリアフリー活弁士を招いて映画を上映します。
町家交流館高田小町では、作品展示や県内の福祉事業所で作られた製品が販売されます。
瞽女ミュージアム高田では、美術家の関根哲男さんの作品が展示されます。見るだけではなく、ふれられる美術が体験できます。
また旧今井染物屋では、和紙作家が作る作品に、二人の書き手がライブペイントを行ったり、全盲のシンガー・ソングライター佐藤ひらりさんのミニコンサート、参加者が自分の体験をかるたにする「新・幻聴妄想かるた」づくりなど、子どもから大人まで楽しめるイベントです。
現在あすとぴあ高田の1階でプレ展示が行われています。プレ展示は19日(日)まで。まち歩きを楽しみながらアートの世界を体験してみてはいかがでしょうか?
アール・ブリュット展in上越3
■日時:11月18日(土)~23日(木・祝)10:00~17:00
■会場:町家交流館高田小、旧今井染物屋、瞽女ミュージアム高田など ※オープニングは高田世界館
■問合せ:社会福祉法人みんなでいきる ℡ 025-530-7264
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