2024年04月20日 04:00更新
来月からはじまる田植えに向けて発芽したイネの苗を並べる「苗出し」が、上越市大潟区で始まっています。
上越市大潟区にある柳澤農場では今月13日から「苗出し」が始まりました。
「苗出し」は種もみを光のあたらない場所で育てて発芽させ、1センチほどに育った苗を日のあたる場所に並べる作業です。
19日(金)は育苗箱350枚分のコシヒカリの苗を4人が手作業でビニールハウスの中に並べました。
ハウスの室温は20度から25度に管理し毎朝、苗に水を与えます。来月10日ごろには12センチほどに成長し田植えができる大きさになるということです。
柳澤農場ではコシヒカリのほかにこしいぶき、つきあかり新之助など7品種を育てています。育苗箱あわせて4000枚を今月末にかけて苗だしします。
柳澤農場 柳澤嘉孝さん
「いよいよ始まった。健康な苗を育てることが1番。温度管理は常に気が抜けない。今年も健康的ないい苗を作り、いいコメが収穫できるように頑張りたい」
柳澤農場ではゴールデンウィーク明けから23ヘクタールの田んぼで田植えが始まります。収穫したコメは久比岐の里やJAなどに出荷されます。
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