2017年10月20日 12:13更新
2017年度の農林水産祭天皇賞の受賞者団体が18日に発表され、上越市清里区の有限会社グリーンファーム清里が、最高位の天皇杯を受賞した。
農林水産祭天皇賞は過去一年(平成28年8月~平成29年7月)で、農林水産大臣賞を受賞した487団体または個人の中から、7つの部門ごとに決定されるもの。このうちグリーンファーム清里は、農産・蚕糸部門で最高位の天皇杯を受賞した。
グリーンファーム清里は、地域内の耕作放棄地の発生防止と、地域農業の継続的な維持と発展を目的に、平成5年に設立された。水稲を主体に野菜、山菜と合わせて約137ヘクタールの経営を展開。積雪2mを超える豪雪地帯の中山間地でありながら、収益性の高い周年型大規模土地利用経営に取り組んでいる。
中山間地域を支える技術と、地域の他の法人との連携し、さらに環境保全型農業や食品安全への取組などが評価された受賞した。
上越市内では過去に、平成10年に大潟ナショナルカントリー、平成20年には清里区の櫛池農業振興会が天皇杯を受賞している。
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