2024年01月19日 16:10更新

糸魚川市能生にある新潟県立海洋高校の生徒が開発した商品を製造販売する「株式会社 能水商店」から、2つの新商品「ごっつぁんラーメン」と「韓国風ごっつぁん海苔」が新発売されます。

能水商店は、能生川に遡上するサケを無駄なく使い尽くしたいという思いから、海洋高校で開発されたサケの魚醤「最後の一滴」の製造販売を受け継ぐ形で2018年に設立されました。看板商品の「最後の一滴」を中心に、海洋高校の生徒たちが開発に携わった魚の味噌漬けや珍味、干物、レトルト食品などを製造し、道の駅マリンドリーム能生のアンテナショップをはじめ、オンラインショップで販売しています。

1月19日（金）に新発売されたのは、海洋高校相撲部の生徒が開発に携わった「ごっつぁんラーメン」と「韓国風ごっつぁん海苔」の2つの商品です。

ごっつぁんラーメン（2食入り）　550円（税別）

「ごっつぁんラーメン」を開発したのは、海洋高校相撲部に所属していた2人です。2人は去年の春に卒業し、現在は大相撲と大学相撲部でそれぞれ活躍しています。おととし、商品開発の授業の中で新たなご当地ラーメンを作ろうと、1年間試作を繰り返して完成させた醤油ラーメンです。

スープのベースは鶏ガラと魚介で、味の決め手に能水商店の看板商品、サケの魚醤「最後の一滴」と、糸魚川産甘エビを使った魚醤「甘えび醤油」を使用しています。鶏ガラの旨みの中に、魚介の風味や魚醤のコクが感じられる濃厚スープで、麺はスープと相性の良い中太ストレート麺となっています。

韓国風ごっつぁん海苔　550円（税別）

もう一つの新商品は、これまでも販売していた大人気商品「ごっつぁん海苔」の第2弾です。

こちらは、現在3年生の海洋高校相撲部員が授業の中で開発したものです。韓国風の焼き海苔はよく見かけますが、それとは違い、この商品は海苔佃煮に「甘えび醤油」や甘エビの粉末、コチュジャン、ごま油などを加えた、新感覚のピリ辛韓国風の海苔佃煮です。

甘辛の味わいに仕上げていて、ご飯のお供はもちろん、お酒のおつまみにもピッタリ。能水商店によりますと、シンプルに冷奴にのせて食べるのがオススメだということです。

いずれの新商品も、売り上げの一部が海洋高校相撲部の後援会に寄付され、遠征費や合宿所の食費に使われるということです。

商品は道の駅マリンドリーム能生内にある能水商店のアンテナショップやオンラインショップで購入できます。そのほか、新潟県内の高速道路のサービスエリアや観光施設などでも販売される予定です。

株式会社能水商店　石田寿文さん
「新潟みやげといえば、ごっつぁんラーメン、韓国風ごっつぁん海苔と言われるようになればうれしいです。ぜひ召し上がってください」

■問い合せ：TEL025-556-6950（株式会社能水商店）
■ホームページ：https://www.nousui-shop.com/