2024年01月05日 18:10更新
能登半島地震の影響で、上越市では屋根の瓦が落ちたり、壁が崩れる住宅の建物被害が5日(金)現在 374件確認されています。こうしたなか、割れた瓦や崩れたコンクリート塀など家庭から出た災害ごみの受入れが5日から上越市クリーンセンターで始まりました。
上越市東中島にある上越市クリーンセンターでは、5日(金)の午前8時30分から一般の集積所に出せない災害で出たごみの受け入れが始まりました。
入口付近には燃やせないごみの仮置き場が設置され、午前中は地震で崩れたブロック塀や自宅の庭や玄関先で倒れた石灯籠などが、トラックの荷台などに積まれ運ばれてきました。
災害ごみを出しに来た人
「夜勤の仕事に行っていて2日の朝帰宅。自宅のぐし(瓦)が倒れていた。建物被害は初めて。修繕の段取りはできている。(修理業者に)電話したら『何十件も電話来ている。順番来るまで待ってくれ』と言われた」
「(石灯籠)5つくらいある 全部倒れた。自分の過去の間、ここ20~30年の間で1番揺れた。もしそばに人がいたらと思うと元に戻すのはやめて この際処分しようと思う」
片付けを手伝った人
「揺れで白壁が8割(崩れ)座敷の上に散らかった状態。足の踏み場もない。近所の人が協力してくれ通常に住めるくらい片付いている」
上越市 生活環境課 平野亨 副課長
「なるべく分別をして持ち込んでほしい。荷下ろしは基本的には自分で。その準備をして来てほしい」
クリーンセンターには、燃やせないごみのほか災害で出た燃やせるごみも出すことができます。いずれも無料ですが、仮置き場へごみを持ち込む場合は、事前にクリーンセンターに電話してごみの種類や訪問する日時を連絡する必要があります。
また、受付時に指定の用紙に氏名、住所を記入し、処分したいごみの種類にチェックを入れるほか、上越市の職員から本人確認や災害ごみであることの確認を受ける流れになっています。
クリーンセンターには日曜日を除いて災害ごみを出すことができます。時間は午前8時30分から11時30分までと、午後1時から4時30分までの1日2回です。上越市生活環境課によりますと初日の5日(金)は午後4時30分までに延べ67件の利用があったということです。
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