2024年01月05日 17:49更新
地震や津波の被害を受けた上越市の沿岸部を、5日(金)花角英世知事が視察し、国や自治体と連携して復旧を急ぎたいと話しました。
花角知事は、中川市長や衆議院議員の高鳥修一さん、梅谷守さんなどと一緒に、地震や津波の被害があった海岸沿いの4か所を回り被害状況について説明を受けました。
直江津港 佐渡汽船
直江津港では、地震により佐渡汽船のカーフェリーの車の乗り入れ場に亀裂が入りました。冬の間、直江津―小木航路は運休となっていますが、3月末からの運航に向けて復旧が急がれます。
花角知事は、調査にどれくらい時間がかかるかと質問し「被害の全容を早く明らかにして、早急に応急対策を」と話していました。
なおえつ海水浴場
また、津波被害のあったなおえつ海水浴場では、浜茶屋組合の桑原尚二組合長から、復旧の厳しさを訴える切実な声が聞かれました。
なおえつ浜茶屋組合 桑原尚二組合長
「ここから先、それぞれが持っている資材の片付けが大変。ことしの夏、営業できるかできないかという話も出ている。どうかお願いします」
花角知事
「大事な地域の観光資源。上越市とよく相談しながら進めたい」
花角知事
「迅速に対応してもらっているが、とにかく被害が大きいことを実感した。一日も早い復旧が待たれる。国にも引き続き、しっかりと対応をお願いしたい」
国道8号(茶屋ヶ原) 提供:新潟県
このほか一行は、土砂崩れで通行止めになっている茶屋ケ原の国道8号や、津波の被害を受けた関川河口を視察しました。
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