2023年09月05日 14:58更新
地域に伝わる昔ながらの塩づくりに、上越市立上下浜小学校の児童が4日(月)に挑戦しました。
塩づくりをしたのは、上下浜小学校の3年生から5年生まで35人です。学校のある地域では、明治の初めごろ暮らしの収入源として塩づくりが盛んでした。児童は上下浜町内会の人たちから教わりながら、塩田を使った昔ながらの塩づくりに取り組みました。塩田の広さは10平方メートルです。
児童はバケツで海水を汲み上げ、まんべんなく塩田にまいていきました。
続いて、塩田の上の部分にある砂をろ過器に通して、濃度の濃い海水を作りました。
それを鍋で煮詰めて蒸発させると塩ができます。
児童
「海水が思った以上に重く腕が疲れた」
「みんなで作ったから、みんなで美味しく食べたい」
「昔からやっていたことなので、いっぱい作ってやり方を覚えたい」
4日は25リットルの海水から、およそ900グラムの塩が取れたということです。児童はこのあと作った塩を味わって、塩の歴史について学ぶことにしています。
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