2023年08月24日 09:14更新

「JAえちご上越」と糸魚川市の「JAひすい」は、来年3月1日の対等合併へむけて23日（水）に仮契約を結びました。合併後の名称は「JAえちご上越」です。

「JAえちご上越」と糸魚川市の「JAひすい」は、来年3月に対等合併を目指しています。ねらいは農家の担い手不足や高齢化が進むなか、経営基盤を強化することです。

JAえちご上越の正組合員は、平成13年の設立当初から4割ほど減って1万5000人、准組合員とあわせると4万1000人ほどです。これがJAひすいと合併すると5万人近くになり、県内のJAでは3番目の規模になります。また、貯金残高は4000億円あまりが見込まれています。

上越地区JA合併協議会 羽深真一会長
「農業生産の構造変化や後継者育成が大きな課題。JAをとりまく環境変化に的確に対応し、地域農業の振興と地域活性化に取り組まなければいけない」

23日（水）は上越市藤巻にあるJAえちご上越本店で、両JAが合併の仮契約を結びました。

上越地区JA合併協議会 羽深真一会長
「合併を機に、地域農業の発展に一層貢献し、次世代から信頼され、選ばれ、必要とされるJAを目指す。決意を新たに前進していく」

このあとは10月の総代会決議と県の認可を経て、来年3月1日の対等合併を目指します。名前は「JAえちご上越」となり、JAひすいは解散となります。