2023年06月29日 17:04更新
8月に行われる「謙信公祭」に向け、出陣行列の参加者などに配る手ぬぐいのデザインを今年も地元、上越市立春日中学校の生徒が考えて28日(水)決めました。デザインは高田のサクラやハスなど、上越の名所をたくさんレイアウトしたものになりました。
これが謙信公祭で配られる手ぬぐいのデザインです。高田のサクラやハス、笹団子など、上越の名所や名物がたくさん散りばめられています。真ん中に謙信公祭の回数を表す98を大きく描き、周りに高田城址公園のお堀を泳ぐコイと波を描いて、夏らしさを表しました。
デザインしたのは、祭り会場の近くにある上越市立春日中学校美術部の2年生です。部員は全校生徒から寄せられた150ほどの案をベースに、デザインを仕上げました。
美術部2年 宮下星奈さん
「春になると家族や友達とサクラを見に行くので(親近感がある)。全校生徒のアイデアを拾ったり、手ぬぐい班のチームで協力したので達成感がある」
作業では、今年初めてイラストアプリを使いました。デジタル化でデザインの構図や色合いをすぐに修正できるため、チーム全員でイメージの共有がしやすくなったということです。
美術部2年 宮下星奈さん
「細かいところまで丁寧に仕上げたので、そういうところに気付いてほしい。(手ぬぐい)人の手に渡るのでうれしい。(祭りが)盛り上がるように上越の良さが伝われば」
手ぬぐい作りは生徒に祭りとの関わりを持ってもらおうと、祭の協賛会が学校に呼びかけたもので、これで5年目です。
謙信公祭実行委員会 青柳伸一 委員長
「きれいでセンスもあり評判も良い。もっとほしいという声もあり、枚数を200枚増やした。(生徒のデザイン)これからも続いてほしい」
手ぬぐいは全部で1700枚作られる予定で、出陣行列の参加者や「川中島合戦の再現」の有料桟敷席で配られます。また、春日中学校の全校生徒や春日小、高志小の児童にも配られます。
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