2023年04月10日 18:33更新

9日（日）に行われた県議会議員選挙で上越市・妙高市選挙区の新たな顔ぶれが決まりました。

上越市選挙区で当選したのは、得票順に自民党公認の楡井辰雄さん。新社会党・社民党推薦、無所属新人の牧田正樹さん。日本共産党推薦で無所属新人の馬場秀幸さん。自民党公認、公明党推薦の斎京四郎さん。立憲民主党推薦で無所属新人の土田竜吾さんです。投票率は46.96パーセントと、前回から1.91ポイント下がりました。

自民党がこれまでの3議席を2議席に減らしたなか、新人3人が全員当選を果たしました。

開票から一夜明けた10日（月）、当選証書が付与されました。

楡井辰雄さん、斎京四郎さんは代理人が、初当選の3人は本人が出席し、上越市選挙管理委員会の池田明委員長から当選証書を受け取りました。

牧田正樹さん
「当選証書を受け取り、身の引き締まる思い。夏以降、原発再稼働に関する議論が出るはず。県民の安全を守るために反対していく、最低でも県民の意思を問う県民投票を求める」

馬場さんは、記者から「出馬しなければ無投票になったことをどう考えるか」と問われて、次のように答えました。

馬場秀幸さん
「選挙戦で民主主義を実践する大切さを伝えられたのでは。非自民系で原発再稼働に慎重な3人が議席をとったことは大きい。チームワークができるのでは」

一方、妙高市区は新人同士の一騎打ちとなったなか、無所属の八木清美さんが初当選しました。 投票率は53.41パーセントでした。

八木清美さんは10日（月）、妙高市選挙管理委員会の尾﨑秀行委員長から当選証書を受け取りました。 妙高市選挙区で女性議員が誕生したのは初めてです。

八木清美さん
「女性が多く応援してくれた。女性が活躍するには子育て支援が一番。放課後児童クラブなどをさらに充実させていきたい。城戸市長とタッグを組み、県から必要なものを支援してもらいたい」

新たに決まった議員の任期は今月30日（日）から4年間です。