2017年09月13日 09:35更新

昨年末の糸魚川市で発生した大火で、被害の軽減に多大な貢献をしたとして糸魚川市消防団がこのほど内閣総理大臣表彰を受賞した。

8日、総理大臣官邸で行われた表彰式

内閣総理大臣表彰を受賞したのは、糸魚川市消防団。同消防団は昨年12月に発生した糸魚川市駅北大火の際、10日間にわたり、消防団全分団の、述べ1,493人が出動した。強風で延焼拡大するという極めて消火が困難な状況において、昼夜を問わず消火活動を行うとともに、再燃警戒や長時間に渡る夜間照明活動を行い、被害の軽減に貢献した。

表彰式は総理大臣官邸で8日に行われた。受賞を受けて、糸魚川市消防団の団長  斉藤直文さんは「今回の大火発生を受けて、早く知らせる・早く消す・延焼拡大させないことの重要性を痛感している。もっとも大切なことは、火災を出さないことである。市民はもちろん・事業所などにも火の用心を訴えていきたい。飛び火、延焼拡大などあらゆることを想定し、常備消防と消防団がさらに一体性を持った訓練をしていきたい」と話している。