2017年09月13日 12:11更新
上越市立高田西小学校で金谷山太鼓の引き継ぎ式が13日に行われ、5年生が1年間の集大成となる最後の演奏を披露した。
披露したのは5年生53人。金谷山太鼓は、学校近くの金谷山の春夏秋冬を、樽や竹を打ち鳴らして表現するもので、学校に39年引き継がれている伝統芸能。児童は4年生の2学期に当時の5年生から引き継ぎ、学校や地元のまつりなどで披露し伝統を守ってきた。
最後の演奏となったきょう、5年生は全校児童と保護者の前で渾身のバチさばきを披露し、樽太鼓を学校中に響かせた。最後の演奏を見守った保護者の中には、初代のメンバーもいて、懐かしむ様子や涙を浮かべて演奏を聴く姿が見られた。
演奏の後には引き継ぎが行われ、リーダーの鈴木伶菜さんが「こらからは4年生が伝統を引き継ぐ番です。さらに素晴らしい金谷山太鼓を目指して頑張ってください」とエールをおくった。そして、5年生から同じパートを引き継ぐ4年生にバチが手渡された。
金谷山太鼓には楽譜がなく、演奏は5年生が4年生を指導して伝えていく。12月には全校児童の前で4年生が初披露することになっている。
2017年9月13日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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