2023年01月20日 17:45更新
きょう20日(金)は大寒です。妙高市の池の平温泉では冬の風物詩「かんずり」の原料にするトウガラシの雪さらしが行われました。
トウガラシの雪さらしは、毎年大寒にあわせて行われています。今年はいつもの場所に雪がないため、初日のきょうに限り池の平温泉アルペンブリックの駐車場を借りて行われました。
トウガラシの大きさはおよそ20センチ。あらかじめ塩漬けにしておいたものを3日から4日雪にさらすと、アクや雑味が取り除かれるということです。
20日は400キロをさらしました。
雪にさらしたトウガラシは、塩、柚子、糀と混ぜて3年ほど発酵させます。
かんずり 東條昭人 社長
「辛さをまろやかにしてくれる意味でも雪さらしは欠かせない。これからも『かんずり』を妙高から発信していきたい」
きょうはインバウンドを含む一般の人も雪さらしを体験しました。
「驚いた。雪の上に弧を描いて広がるトウガラシがきれい。こんなの初めて。試食したがおいしかった。辛すぎない。土産にとても良い。家に常備したい。体験して写真や映像も撮った」
東條社長
「海外でも調味料の1つとして使ってもらえるようになればうれしい」
今年はトウガラシ6トンを雪にさらす予定で、来月末まで行われるということです。
雪さらしの見学はどなたでもできます。日程はかんずりまでお問合せください。
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