2023年01月18日 18:56更新
妙高市の妙高高原商工会と妙高商工会は会員数が減っていることから、来年4月に合併する方針です。商工会では合併することで経営指導や相談などの体制を維持したい考えです。
妙高高原商工会 橋詰修二 会長
「スムーズな合併に進みつつある」
合併するのは、妙高高原商工会と妙高商工会です。それぞれに加盟する企業の数、会員数は昭和61年がピークで、妙高高原商工会が596、妙高商工会が253でしたが、その後は減少が続いています。現在は妙高高原商工会が290、妙高商工会は119とピーク時の半分ほどに減っています。
妙高高原商工会 橋詰修二 会長
「事業承継する2~3代目がいない。今後、10年が山」
妙高商工会 木田勝朗 会長
「人口減少が大きな要因。高齢化が進む中、会員が安心できるよう大きな組織のほうが効率がいい」
会員の減少により、経営指導をするスタッフの確保や経営相談を受ける体制を維持するのがそれぞれ難しくなり、2つの商工会ではおととしから合併に向けた検討を続け、来年の令和6年4月1日に合併する方針で調整しています。拠点は妙高市毛祝坂にある妙高高原商工会の事務所になる予定です。今後は推進協議会をことし5月に立ち上げて合併に向けた準備を進め、ことしの秋、それぞれの商工会で開かれる臨時総会を経て、正式に合併が決定する見通しです。合併に向け、2つの商工会では、すでに会員に説明を始めています。
妙高高原商工会 橋詰修二 会長
「少人数よりも大人数で知恵を持ち寄る。話しあえば、いい案も出てくる」
妙高商工会 木田勝朗 会長
「(合併したら)経営指導員が増える。会員に細かいアドバイスができるので期待している」
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