2022年10月14日 08:52更新
上越高校サッカー部は12日(水)、糸魚川市の企業とゴールドスポンサー契約を結びました。これは契約の最上位にあたるもので、チームメンバーの練習着にスポンサーのロゴが大きく入ります。
上越高校サッカー部とスポンサー契約を結んだのは、糸魚川市の「糸魚川重機工業」です。今回の契約はいわゆる「ゴールドスポンサー」と呼ばれるもので、選手の練習着やビブスの胸部分に、糸魚川重機工業のロゴが大きく入ります。
糸魚川重機工業の代表取締役社長 岡島義英さんは契約を決めた理由について、上越高校サッカー部が去年、全国大会の県予選でベスト4を成し遂げたこと、部員の数が100人を超えてチームの活動が年々充実していることなどを挙げました。
また岡島さん自身も、糸魚川市のサッカー協会で会長を務めています。
糸魚川重機工業 岡島義英 代表取締役社長
「県内外から入部したからには、結果を残そうと努力しているはず。話していても(やる気が)伝わる。応援するのは企業の役目」
また岡島社長は選手たちに「藤川監督の頑張りは並々ならぬもの。監督・コーチなどのおかげで選手はサッカーができる」と話しました。
上越高校サッカー部のスポンサー契約は今回が6社目です。藤川祐司監督は2年前からスポンサーの支援を呼びかけてきました。その理由について藤川監督は「上越地区でのクラブ運営はハードルが高い。毎週の試合は、新潟市や長岡市が会場で上越は少ないため、特に遠征費がかかる」と、上越地区のチームが抱える課題を挙げました。
チームでは、競技だけでなく日頃から地域の清掃などボランティア活動にも取り組んでいます。
藤川監督は「ピッチ上での活躍はもちろん、地域での役割も果たす。そして結果も出す。地域に愛されるクラブを目指したい」と決意を述べました。
サッカー部は今シーズン、県1部リーグで実力を発揮し健闘しました。最終成績を過去最高の3位まで上げましたが、次のステージである北信越リーグへ昇格できる2位には届きませんでした。
岡島社長
「Jリーガーになってもらいたいのが一番だが、人として立派になってほしい。胸を張って、地域・企業から求められる人材に成長してほしい」
糸魚川重機工業との契約期間は3年です。
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