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シーグラス作品で第二の人生を切り開く!

2017年08月04日 18:46更新

上越市大和4の下鳥幸彦さんは、病気の後遺症のため半身まひのハンデがあるが、海岸に打ち上げられたシーグラスを使いクラフト作品を作って、あたらしい人生を開こうと奮闘している。

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シーグラスは、海に流された瓶が砕け波に洗われるうちに丸くなったもの。

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下鳥さんはそのシーグラスで、さまざまな表情を見せる人形やいきいき泳ぐ魚、ペンダントやイヤリングをつくる。

シーグラス00000001

下鳥さんは、建築の職人として第一線で働いていた4年前、突然脳出血で倒れた。懸命にリハビリを続け、杖をつかってなんとか歩けるようになったが現在も右半身マヒなど重い後遺症が残っている。

そんな下鳥さんにクラフト作品作りを勧めたのは妻のかつ美さん。体が思うように動かせず、精神的に落ち込んでいた夫の張りあいになればとの思いからだ。

材料は、今年2月に一緒にでかけた海岸で偶然みつけたシーグラスだった。これまで絵を描いたこともなかった下鳥さんだったが、シーグラスを手にしてから作品作りに没頭するようになったという。

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 作り始めてから半年で、作品の数は1,000以上。最近では知人の紹介で作品をおいてくれる店も現れ、徐々に評判が広がっている。病気に倒れた直後は生きる気力を失い、最近まで人と会うことも苦痛だったという下鳥さん。いまは、第二の人生を開くため積極的に作品を公開し、人に会うようにしている。下鳥さんは、同じ病気で苦しんでいる人に対し「ひとりでがまんしないで、外へ出ましょう」とメッセージを送っている。シーグラス00000005

下鳥さんの作品は、上越市大和4にある自宅アトリエと中央5のモンマートひらばやしで展示販売されている。また、5日にはパティオのビアテラスに合わせて開かれるマルシェでも販売される。

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