2021年11月08日 17:42更新
上越市政を3期12年担った村山秀幸市長が8日退任し、多くの職員に見送られ市役所を後にしました。
村山市長は現在73歳、これまで上越市長を3期12年務めました。8日は上越市議会の議場で、課長職以上およそ100人を前にこれまでを振り返りながら感謝の言葉を述べました。
村山市長
「 健康に留意し、家族円満に市井の幸せのためにさらなる活躍を願う。言い尽くせないが 感謝の気持ち、退任のあいさつとさせて頂く。12年間ありがとう。感謝申し上げる」
村山市長はこの12年間、行財政改革に力を注ぎ財政立て直しを一定程度図れたと話したうえで、やり残したこととして、第3セクターの経営再建を挙げました。
村山市長
「(3セク)ホールディングスをつくりながら、取り組む方向を出したがうまくいかなかった」「(新市長には)市民と約束した事を実行しながら負託に応え、信頼を得てほしい」
また、人口減少対策では地域に活力を取りもどす政策で減少に歯止めをかける必要があるとして、30年後の上越市について次のように話しました。
村山市長
「想像力を発揮しても30年後は想像できない。あと15年(2036年)で合併30年。まちはどう変わったか、しっかり見れるように健康でいたい」
次の市長、中川幹太さんは9日初登庁となります。
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