2021年09月29日 10:04更新
佐渡市立二宮小学校の5年生が28日、地元の川について学びました。
この特別授業は、新潟県佐渡地域振興局の「循環型エコアイランド環境学習会」事業によるもので、新潟大学佐渡自然共生科学センターの岸本准教授を講師に招き行われました。
まずはじめに児童にとって身近な川である石田川で、岸本准教授と一緒に水生生物を探しました。児童たちは、川に入りアメンボやドジョウ、ヘビトンボなどを見つけていました。
新潟大学 佐渡自然共生科学センター岸本 圭子 准教授は「川の中にも意外と色んな生き物がいることと、自分たちの地元の川を遊びを通して知ってほしかったです」と話していました。
この後、学校へ戻り河川について学びました。しょうゆやジュース、みそ汁などを混ぜた川の水がどのくらい水生生物に影響を与えるかなどを水質検査キットを使って学びました。
最後に川の役割について佐渡地域振興局の職員から話があり「きれいな川を守るために環境のことを考えて行動してほしい」と児童に呼びかけました。
児童は「石田川にはたくさん生き物がいた。いつもと違う理科でとっても楽しかったです」と話していました。
新潟県 佐渡地域振興局の健康福祉環境部環境センター環境課 秋山 功 課長代理は「石田川には生き物がたくさんいるということを児童たちが知ることができて、とてもいい学習会だったと思います」と話していました。
なお新潟県 佐渡地域振興局では、今後もこのような特別授業を行っていきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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