2021年09月22日 11:27更新
8月某日、天然のアユが捕れると聞いてやってきたのは、佐渡市羽茂地区の羽茂川。サドテレビアナウンサー宿輪ゆきがアユ漁に挑戦しました。
(宿輪)昔ながらの手法でアユ捕りを体験できる羽茂川。果たして天然アユはゲットできるのでしょうか?
(宿輪)今回、アユ漁を教えて頂いたのは、アユ捕り歴60年以上の本間光一さんです。よろしくお願いします!
(本間さん)よろしくお願いします。
今回は、本間さんにアユ漁を教わっているという金塚広太さんにもお手伝いいただき、初心者の私でも安全に漁ができる場所までやってきました。
(宿輪)さっそく川に入ってアユを探します。川が冷たいですね!
アユを驚かせないよう、川の中をゆっくり歩きます。羽茂川は、佐渡で唯一漁業権が設定されている川で、この時期は伝統のアユ漁が行われています。
まずは、重りのついた網を投げて、アユを囲います。
びっくりして、じっとしているアユを探してモリでつくのがこの漁です。
重りのついた網の重さは、およそ4キロ。綺麗に広げるのも名人の技です。そして水中鏡を使って、アユを探していきます。
(本間さん)こういう岩の陰にアユは隠れているよ。と、そこに……
(宿輪)網にいますね!
そして今度はモリでつかせてもらえることに。
本間さんにお手伝い頂き、モリでつかせてもらいました。
(宿輪)すごい!活きがいいですね。面白いくらい大漁ですね。
この伝統の漁ですが、昔に比べると行う人は少なくなったといいます。
(宿輪)こんなに捕れると思っていなかったです!ありがとうございました。
(本間さん)捕れない時は獲れないけど、獲れる日はこの倍くらいの数捕れるんですよ!
(宿輪)そうなんですね!ちなみに朝ごはん食べてきてないんですが……。
(本間さん)それじゃあ塩焼きにして食べてみる?
ということで、半ば強引に試食タイムへ。
捕れたてのアユを塩焼きで頂いちゃいます!
軽く塩をぬったら後は焼くだけ!
なんておなかがすく映像なんでしょう!
(宿輪)美味しい!身はふっくらしていて、塩加減がちょうどいいですね!
その後も獲れたてのアユの塩焼きをたくさんいただきました。
(宿輪)伝統のアユ捕りを体験することができてとても貴重な時間でした!本当にありがとうございました。
(本間さん)漁を行う人もだんだんと高齢化が進んできて後継者が少ない中で、もっといろんな人に伝統のアユ漁を知ってもらえたら嬉しいです。
伝統のアユ漁が、今後も受け継がれていって欲しいと感じた体験でした。
佐渡テレビジョン
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