2021年08月21日 15:34更新
砂を水で固めて像を作る催しが21日、直江津海岸で行われ、参加者がキャラクターや文字などさまざまな作品に挑戦しました。
この催しは子どもたちに地元の自然の魅力に触れてもらおうと、上越青年会議所が開きました。参加したのは市内の小学生から高校生までと保護者、合わせて13人です。
はじめに高さ60センチほどの容器に砂をつめ、水をかけて固めます。
続いて砂の山をスコップやこてを使って彫り、形にしていきます。
砂の像は雪像づくりに似ています。しかし雪と違い、砂は削りすぎてしまうと足すことが難しいため、参加者は慎重に作業を進めていました。
作品はアニメのキャラクターや文字、生き物、そして新潟県民おなじみのあの食べ物まで、さまざまです。
笹団子を作った小学生は「砂が柔らかいので固めるのが難しい。ひもは線をつけて工夫しました。楽しいです」と話していました。またアニメ「となりのトトロ」のキャラクターを作った中学生は「いっしょに参加した友人と全体のバランスを話し合って配置を決めました。海はいろいろできて、いいところですね」と楽しんでいました。
主催した上越青年会議所の金子裕さんは「子どもたちのコミュニケーション能力を育むために企画した。自由な発想がたくさん出てきて嬉しいです」と話していました。
砂の像はあす21日まで、直江津海岸「海の家すず風」の前にある砂浜に設置されています。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.