2017年06月15日 18:18更新

15日、上越市議会6月定例会の最終日、7月末で任期満了となる上越市の中野敏明教育長の後任を野澤朗 教育次長とする同意案が可決され、新旧の教育長2人が挨拶に立った。

写真左：野澤朗 教育次長　右：中野敏明 教育長

中野敏明教育長の任期満了に伴い、新たに教育長になるのは現在教育次長を務める野澤朗さん。新潟大学教育学部卒業後、上越市の企画・地域振興部長や健康福祉部長などを歴任してきた。15日の市議会本会議で人事案件が可決され、就任が正式に決まった。

これまで教育長は教育委員会の中で任命されていたが、法律の一部が改正されたことにより、今回の教育長人事から議会の同意のもと、市長が任命することになり、任期も4年から3年に変わった。

新しい教育長は来月27日から任期につく。きょうはこれまで2期8年間務めた中野敏明教育長も最後のあいさつに立った。

中野教育長は退任後も教育委員の一人に加わる。任期中は地域でこどもを育てあう仕組み作りに尽力し、国に先駆けて、コミュニティスクールや学校運営協議会の導入に力を入れてきた。

なお教育長人事に伴い、教育委員会の事務を所管する次の教育次長には、県の教育庁義務教育課長を務めた、前の城西中学校校長、早川義裕さんが内定している。

※2017年6月15日　ニュースLiNKで放送　初回18:30～