2021年03月05日 17:06更新
妙高警察署は4日、上越地方に住む50歳代の男性がパソコンのウイルス除去を名目に11万円をだまし取られたと発表しました。警察では特殊詐欺とみて捜査しています。
警察によりますと、先月27日、上越地域に住む50代男性のパソコン画面に「ウイルスがはいりました」などの表示がありました。男性が画面の電話番号に電話したところ、ウイルスを遠隔操作で除去するとして、その費用5万5000円を請求されました。
男性は指示されるままにコンビニエンスストアで電子マネーを購入しⅠDを入力しました。その後、IDが間違っていると連絡があり、再び同額の電子マネーを購入し、手続きしましたがその後、余計に払った分の返却がなく、電子マネーが使われたことから詐欺と分かり、5日後の4日になって警察に届け出ました。
これは通称「サポート詐欺」と呼ばれる特殊詐欺で、全国的に増えています。警察では、画面の指示には絶対従わない、すぐにパソコンの電源やインターネット回線を切る、電子マネーでの支払いは詐欺を疑ってほしいとして、警察や消費生活センターに相談するよう呼びかけています。
妙高警察署で受理したサポート詐欺は今年初めてです。過去には被害額が1000万円に上ったケースもあったということです。
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