2017年06月08日 14:24更新
上越市立水族博物館で、8日、ゴマフアザラシとマゼランペンギンの引っ越し作業がおこなわれた。
上越市立水族博物館は、来年の移転新築に向けて生き物の引っ越しが進められている。8日は、ゴマフアザラシ2頭とマゼランペンギン82羽が、神奈川県にある横浜八景島シーパラダイスへ運ばれた。2頭のアザラシは、いずれもオスで、34歳の「ジロー」と9歳の「ケンタ」。水族博物館によるとジローは、人間に換算すると90歳以上にあたるとのこと。2頭の体重は、それぞれ110キロと90キロで、水槽で特製のケージに入れられた後、クレーンで吊り上げ、驚かさないようゆっくりと運びだされた。
飼育員の大淵さんは、「想像していたより落ち着いていて安心した。八景島には5頭のゴマフアザラシがいる。仲良く1年間過ごしてほしい。」と話していた。
なお、マゼランペンギンは、すでに44羽が静岡県の水族館に運ばれていて、今回で飼育されていた126羽すべてのペンギンの引っ越しが終わった。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.