2017年06月05日 16:18更新
地域への感謝の気持ちを込めて上越高校のサッカー部が4日、えちごトキめき鉄道高田駅の周辺でごみ拾いをした。
上越高校サッカー部では今年度から「F+1」というプロジェクトを掲げている。サッカーだけでなく、何か一つ地域貢献することで社会の一員であることを自覚してもらおうという狙いがある。
サッカー部が地域に出て清掃活動をするのは今回が初めて。1年生から3年生まで部員46人が学校周辺の通学路、山麓線、そして学校の最寄り駅である高田駅の3か所でごみを拾った。
高田駅の周辺では、トキ鉄の社員も加わり、空き缶や空き瓶、タバコの吸い殻などを拾った。なかには毛布や傘、ライターなどもあった。1時間ほどの作業で、3か所合わせて約25㎏のゴミを回収。
参加した生徒は「意外とゴミが多かったので、いい活動になった。サッカー部はピッチで活動しているが、地域の方々にも応援してもらっている。オフ・ザ・ピッチの場面でも活躍できてよかった」と振り返った。
高田駅の松永浩幸駅長は「生徒が地域貢献活動をすると聞いてうれしく感じた。大勢の人にゴミ拾いをしてもらい、駅周辺がきれいになった。また機会があればお願いしたい」と話している。
上越高校サッカー部では今後も月に1回のペースで清掃活動を続けるということ。
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