2021年01月22日 18:04更新
あす23日(土)、上越市高田地区で9年ぶりとなる屋根の一斉雪下ろしがおこなわれます。除排雪に伴い、大町、南本町、寺町など主要な道路で交通規制がおこなわれます。
一斉雪下ろしは、23日(土)、24日(日)に高田地区の35町内でおこなわれ、道路を通行止めにして屋根や雁木に積もった雪を道路に落とします。作業開始は2日間とも午前8時30分です。
これにともない本町、大町、仲町、寺町、南本町、東本町、北本町、稲田、四ケ所、戸野目などを通る主要な道路で通行止めや交通規制がかかります。市では国道18号線や山麓線など、高田の市街地を囲む幹線道路での迂回を呼びかけています。
そして雪捨て場に運ぶ排雪作業は、上越大通りや稲田橋付近を除いて、来週25日(月)から、おおむね5日間の予定で順次進められます。
市では交通に影響する区間を優先的に排雪する計画で、排雪作業の進捗や翌日の交通規制解除をホームページに掲載します。
また上越社会福祉協議会では、雪下ろしのボランティアを募り、2日間で総勢71人を各町内に派遣します。
市によりますと、一斉雪下ろしの対象になる高田地区の35町内のうち、空き家などの雪を下す人がいないなどの理由から、14町内からボランティアの派遣要請がありました。
派遣される町内は22日午後3時現在、南本町1・2・3丁目、北本町1丁目、東本町1・2・4・5丁目、寺町2丁目、大町2・3・4丁目、稲田1・2丁目です。各町内会から要請があった空き家など35棟を中心に作業にあたります。
このうち稲田1丁目では約60世帯中、20世帯が雪下ろしをする予定です。空き家は7棟あり全てボランティアの手を借りて雪下ろしします。
稲田1丁目の町内会長、飯塚哲朗さんは「若い人がいなくなり、雁木通りでは高齢化が進んでいる。ボランティアの人手を借りられるのはありがたい」と話します。飯塚さんによりますと、稲田1丁目ではこの大雪による建物への被害はみられないということです。
飯塚さんは「当日は問題がないよう町内を見て回る。排雪作業を含め作業が早く終わってほしい」と話しています。
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