2020年11月13日 13:20更新
妙高市立新井南小学校の1年生7人が13日、親子で正月のしめ縄を作った。コロナの影響で、1年生はこれが小学生になって初めての親子活動になった。
しめ縄作りは、コロナの影響で調理活動などができないなか、保護者が提案した。参加した保護者は「コロナの影響で、子どもたちはいろいろなことを我慢した年だった。親子活動ができて、親も喜んでいる」と笑顔を見せていた。
講師を務めたのは保護者の石井青志さん。
児童はわら8本を半分ずつ束ねて、親子で力を合わせながら縄をなった。石井さんによると、一般的な縄は螺旋状に右になっていくが、神様の縄は逆向きの左になうため難しいということ。
使ったわらは、地元の田んぼで栽培された古代米のイネを、穂が出る前の8月に刈り取ったもの。まだ青い状態で刈り取ったため、きれいなしめ縄を作ることができる。
児童は縄をなった後、好きな飾りを付けて思い思いに仕上げていった。
石井さんは「日本の伝統的な行事の一つを、子どもたちに体験してもらえてよかった」と話していた。
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