2020年09月28日 16:09更新
水害に対する防災意識を高めてもらおうと、妙高市立新井北小学校で災害に関する講座が28日に開かれた。
授業には、新井北小学生の4年生38人が参加。講師には上越地域振興局の古川 尚さんが招かれ「川と災害」テーマに話した。
古川さんは、川の水はコメ作りや発電などに使われ人の生活に欠かせない一方で、大雨などによって大きな災害につながると説明した。身近な例として、平成7年の7月11日の水害で関川の川岸が削られたことをあげた。
続いて、洪水などの被害を防ぐためには川岸にブロックを敷き詰めたり、ダムをつくることなどが必要だと説明。そのうえで、水害から命を守るためには自分が住んでいる所のリスクをハザードマップなどを使って、日ごろから知ることが大事だと訴えた。
授業を受けた児童たちは「警戒情報がいつでるとか、たくさんの情報を知れた」「避難する場所を決めたり、食料を用意するなどしておきたい」と話した。
4年生は今回学んだことを感想文としてまとめ、来月下旬には発表会を開く。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.