2020年08月07日 17:38更新
上越のソウルフードが“かまぼこ”になりました!
上越市春日新田にある「魚住かまぼこ店」は、サメの皮を使った「サメかまぼこ」を7日(金)に新発売した。
これが新発売のサメかまぼこ。お正月に食べる煮こごりやサメフライなど、上越市に根付くサメ食文化を広く知ってもらおうと、魚住かまぼこと地元料理研究家の井部真理さんが共同で開発した。
かまぼこは長さ約14㎝のスティック状でスケトウダラのすり身に、サメの皮が練り込まれている。サメのコラーゲンがたっぷりと含まれ、冷たいまま食べると煮こごりのように、ぷるんとした食感が楽しめる。また短時間、さっと表面をあぶるとコラーゲンが溶け出し、中のにこごり感を残しつつ違った食感が楽しめる。
商品開発に携わった料理研究家の井部真理さんは「完成まで約4年かけ、やっと想いを形にできた。サメは水分が多く、なかなか塊にならず苦労した。サメの食文化はこの地域の歴史が詰まっている。地元の人はもちろん、県外の人にも食べてもらいたい」と話している。
お披露目された6日は、パッケージや商品名の制作に協力した上越教育大学の学生に感謝状が贈られた。
サメかまぼこは一袋400円。現在「魚住かまぼこ店」と「さかなや魚勢 上越店」で購入できる。今後は駅や観光施設など販路を広げていくということ。
口福の店 魚住かまぼこ店
■場所:上越市春日新田5-21-15
■営業時間:9:30~18:00
■問合せ:025-543-2438
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