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泣いて笑って四半世紀!城北中スタートライン25周年

2020年07月07日 18:16更新

毎年生徒がオリジナル芝居を演じている上越市立城北中学校の劇団「スタートライン」が、今年25周年を迎えた。立ち上げから演技指導にあたってきた市内のアマチュア俳優マル丸山さんに話を聞いた。

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劇団スタートラインで脚本や演出を担当するアマチュア俳優のマル丸山さん。マルさん自身も城北中学校を卒業した。地元で演劇活動を続けるかたわら、スタートラインで25年間後輩たちと一緒に汗をかいてきた。マルさんは「まさかここまで続くとは思っていなかった。インパクトのある思い出がたくさんある」と25年間を振り返った。

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劇団スタートラインは、演劇を通して夢や友情、命の大切さを伝えようと25年前に始まった。中学生が涙ながらに訴える熱い想いは毎年大きな感動を呼んでいる。

今年は2年生と3年生の有志32人が役者としてスタートラインに参加する。練習初日となった6日は、マルさんが演技にどう取り組むか、何をみてもらうのかなどの心構えを話した。

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「君たちはきょうから俳優です。演技やダンス、歌を通して感動を届ける、何かを伝えることが俳優の仕事です。自分だけがいいとかそういうことではなくて、メッセージをお客様に届けてください」

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続いて、さっそくマルさんがダンスの振り付けを指導した。

今年のドラマの内容やテーマはまだ決まっていない。毎年、その年に起きた社会の出来事や生徒の個性を見ながら決めている。マルさんは「コロナで大変な年だった。題材にも取り入れ、改めて命の尊さや自然との共存について考える時間にしたい。また今年の3年生は部活動で完全燃焼できない子が多かったため、前に進めるようなメッセージを入れたい」と今年の演劇への思いを話していた。

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3年前に城北中学校から異動になった後も、毎年スタートラインに協力している横田聖先生は「子どもたちはみんなあの舞台に立ちたいという思いがある。自分も演劇をしていたので、少しでも手伝いたいという気持ちで協力している」と話していた。

マルさんによると、スタートラインの卒業生には現在ドラマに出ている俳優や、地元の演劇で活躍している人もいるということ。

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今年のスタートラインは始まったばかり。これから週に2回の練習を重ね、本番の公演は10月の予定。

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