2020年05月18日 17:23更新
妙高山のふもとでコメ作りをする坂口げんき農場で18日、田植えが行われた。秋にはブランド「雪の恵み米」として販売される。
坂口げんき農場は、妙高市坂口新田にある。田植えは今月15日にはじまり、およそ20ヘクタールで「つきあかり」と「コシヒカリ」の2品種を植えている。
コシヒカリはブランド「雪の恵み米」として販売される。18日は農場の5人が作業にあたった。「雪の恵み米」は、文字通り妙高山の雪解け水を使って育てているのが特徴だ。
坂口げんき農場は耕作放棄が増える中、田んぼを再生しようと地元農家51戸が立ち上げた農事組合法人。7年前から小さな田んぼのほ場整備を進め、大型農機を導入できるようになって作業の効率が大幅にあがった。
宮下勉代表は「荒廃地をなくすように基盤整備をして、安全安心なコメを作れるように日々努力している。ぜひうちの美味しいコメを食べてほしい」と話している。
「雪の恵み米」は、地元だけでなく東京や海外にも出荷している。田植えは今月25日(月)頃まで続くという。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.