2020年05月09日 09:00更新
雪国のフルーツカレー!
妙高市の新しい特産品食用「ホオズキ」を使ったレトルトカレーが誕生した。肉や魚などを使わないヘルシーな仕上がりということ。一体どんな味がするのか。
これがホオズキを使ったカレー「妙高ほおずき華麗(カレー)」。
なかにはホオズキの実がまるごと入っている。ルーにはマンゴー、パイナップル、スパイスにはクミンを加え、さわやかでエスニックな味わいに。また肉や魚、合成添加物、化学調味料は一切使っていない。健康と美容をコンセプトに女性に向けた商品として開発された。
開発したのは妙高市で食用ホオズキを栽培し、特産化に取り組んでいる有限会社アサップ。小川克昌 代表取締役は「ホオズキの甘さ、フルーティーさ、香りを全面に出すカレーになっている」と話す。
アサップでは4年前からホオズキのハウス栽培を始めた。ハウス内の空気循環や温度管理を徹底することで甘い実になるという。小川 代表取締役は「冬場、実が付き出すとき、夜間の温度が下がり寒暖差ができると実が甘くなる。そういったことも考慮して栽培をしている」と熱を込める。今年は暖冬で栽培が順調に進み、昨年の3~4割程収量が多いという。
「妙高ほおずき華麗」は1個600円(税抜)。道の駅あらい、あるるん畑、上越妙高駅西口にあるエンジョイプラザなどで購入できる。小川代表取締役は「ホオズキを妙高市の特産品にしようと頑張って育てている。まだカレーを食べていない方はぜひ手に取って食べていただけたらうれしい」と話した。
アサップは今後、ホオズキを使ったドレッシングやピクルスなどを販売するということ。
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