2020年04月28日 13:22更新
先生はユーチューバー!
休校中の児童に、教諭が動画でメッセージを送る取り組みが上越市立飯小学校で始まった。
飯小学校は休校に入った翌日、今月23日から、YouTubeで動画の配信を始めた。
内容は、漢字の書き方から手洗いの方法まで、学年ごとに担任教諭が撮影、編集している。
田邊校長は「子どもたちにいつでも(動画で)顔が見れ声が聞けることが大事。先生方もみんなを応援していますよ。だからみんなで頑張ろうねという気持ちをもってもらいたい」と話す。
動画づくりはもともとノウハウをもっていた田邊校長が教員を指導した。編集は、メッセージを分かりやすく、10分以内に仕上げている。
これは、リコーダーの吹き方を指導する動画。リコーダーは休校中の課題になっている。カメラは、演奏者の後ろに立ち、子どもが自分で演奏しているように撮影している。
担当教員は「子ども目線からリコーダーが映るよう気を付けて撮った」「出演者になりきることがむずかしいが、子どもが向こうで見ていると思うと、普段の教室のように明るく演じたい」「(子どもが)退屈な思いをしていると思うので、この動画で少しでも楽しみを作ってもらいたい」などと話した。
動画を見るには「学校だより」に載っているQRコードからアクセスする。YouTubeは一般者が閲覧できない限定公開になっている。
動画をアップすると数日で300件以上のアクセスがあったということ。
田邊校長は「今長い休みになって大変だと思います。学校の先生もみんなを応援して頑張って、みんな出てくるのを心待ちにしています。みなさんも頑張ってください」とエールを送っている。
飯小学校の田邊校長はこの他、大町小学校でも動画の作り方を指導しているということ。
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