2020年04月13日 13:15更新

妙高警察署は、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして10日、市内にあるコンビニエンスストアのオーナーに感謝状を贈った。 

感謝状を受け取ったのはローソン道の駅あらい店のオーナー小川正樹さん。警察によると、今月1日、小川さんの店を60代の男性がおとずれ、30万円分の電子マネーを購入しようとした。この店ではかねてから1万円以上の電子マネーを購入する人に必ず声を掛け、支払先に不審なところがないか確認していた。

小川正樹オーナーは「金額が大きいので間違いなく詐欺ですと伝えた。そして、警察に通報した」と話している。 その後、男性は警察からも説得され、詐欺と気づいて被害には至らなかった。

妙高警察署管内では、特殊詐欺の被害を未然にふせいだケースが今年に入って、今回を含め6件，金額は153万円となっている。

いずれもコンビニエンスストアでの事案ですべて店員の対応から防ぐことができた。

妙高署の久須美賀通署長は、コンビニエンスストアの防犯意識の高さを称えていた。

小川オーナーは「今後同じことが起こらないように気を引き締めて対応したい」としている。