2020年03月07日 15:43更新
上越高校で7日卒業式が行われ、215人が通い慣れた学び舎に別れを告げた。式は新型コロナウイルスの感染予防対策のため、1年生と2年生は出席できず、来賓も呼ばない措置がとられた。
上越高校では新型コロナウイルスの感染予防対策のため、卒業生215人と保護者のみが参列した。また、会場の座席の間隔を1m以上離すなどの措置がとられた。さらに、式では時間短縮のため卒業生ひとりひとりの名前が読み上げられたあと、代表の米山大喜さん一人が風間和夫校長から卒業証書を受け取った。
風間校長は「これから各自の道へ進み専門分野を極め、人として大きな花を咲かせてほしい」とはなむけの言葉を贈った。
続いて、卒業生を代表して宮澤崇紘さんが3年間の思い出を振り返り「今まで本当にありがとう。これから必ず親孝行します」と今後の決意を述べた。
このあとそれぞれのクラスで最後のホームルームが行われ、卒業生は3年間通った学び舎に別れを告げた。卒業生は 「在校生はいなかったが、無事に卒業式ができてよかった。」「部活と勉強の文武両道を目指して学校生活を送ることができた。」「保育士の免許がとれるようにこれからがんばりたい。」保護者は「卒業式ができるか心配だった。」「子どもは就職するが、今の世の中なので健康に過ごしてほしい。」と話していた。
今年度の卒業生の進路は、124人が大学や専門学校に進学し、84人が就職となっている。そのうち、上越市、妙高市への就職は69人。
※ご覧の記事の内容は2020年3月9日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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