2020年03月02日 20:41更新
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、妙高市では市内の小・中学校と特別支援学校が3日から春休みまで臨時休校になる。2日は今学期最後の登校日となり、卒業式の準備も慌ただしく行われた。
新井小学校には全校児童、約440人が通っている。2日は今学期最後の登校日だ。
まもなく卒業する6年生の教室をのぞいてみると、児童手書きの卒業式までのカウントダウンボードがあった。
式は25日ということで、本来であれば残り16日となるはずだが、3日から休校のため、時間をとばして1日となった。
6年生は授業はなく、卒業式の準備に取り掛かった。6年生は「卒業式の練習をやっていないので大変」と戸惑った様子だった。
また、6年生の学年主任、山口俊充教諭は「1日1日を噛みしめながら過ごすイメージだったが、突然で複雑な気持ち」と話した。
これは1年間の成長を一文字で表現する色紙だ。この日、急きょ仕上げることになった。ほかにも学校や先生へのプレゼントを作るなど、6年生は時間に追われていた。
6年生は「みんなそろっての作業はもうない。卒業式は成功させたい」と話した。
新井小学校ではこの日の午後、卒業式の練習などが行われた。妙高市内の小学校8校は、24日・25日に卒業式を行う。
中学校は3校すべてが3日。特別支援学校は19日。いずれも参列できるのは、児童生徒のほかは保護者と教員に限る。保護者は児童・生徒1人につき1人。また終業式は行なわれないという。
※ご覧の記事の内容は2020年3月2日(月)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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