2020年03月03日 13:44更新
上越市頸城区の髙野匠さんが2月、新空手の北信越地区大会で優勝し、2連覇を成し遂げた。髙野さんは3月下旬に東京で行われる全国大会に出場する。
上越市頸城区 髙野 匠さん(30)
出場したのは全日本新空手道選手権大会の北信越地区予選。通称「K-2グランプリ」と呼ばれる大会だ。K-2は打撃系格闘技のことで、高校生~40歳までが対象。
髙野さんは55kg級に出場。2連覇がかかる緊張感の中、1ラウンド3分の2ラウンドの決勝戦に臨んだ。
2月16日 北信越地区予選(左:髙野さん)
序盤から激しく打ち合う展開となったが、髙野さんは得意のとび膝蹴りを相手のわき腹にヒットさせるなど大技を次々と繰り出す。しかし2ラウンドで決着がつかず、1ラウンド2分の延長戦へ。最後は気持ちでいったという髙野さん。判定で勝利し、この大会2連覇を果たした。
髙野さんは「延長になって心が折れかけたが去年より場数も踏んで、メンタルも強くなっている自信があった。最後は気持ちだった」と振り返る。
髙野さんは市内の飲食店で勤務する傍ら、週4~5日、上越市富岡にあるフィットネスクラブ・J-sports 78(セブンエイト)で練習をしている。
去年の全国大会では初戦敗退しただけに、今年は初戦突破が目標。現在、厳しいトレーニングに打ち込んでいる。
髙野さんは「仕事との両立は難しいが、支えてくれる人たちのおかげで取り組めている。全国では自分らしく戦ってきたい」と決意を述べている。全国大会は3月22日に東京武道館で行われる。
※ご覧の記事の内容は2020年3月3日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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