2020年02月13日 11:25更新
ワンコインで自然保護!
妙高山と火打山の環境を守るため、妙高市は登山者から入域料500円を提供してもらう制度を2020年夏から本格的に導入することになった。この入域料は強制ではない。妙高市は去年おととしの2年にわたり、妙高山と火打山の登山者から入域料を受け取る社会実験を実施した。去年は7月から10月の4か月で登山者ひとりに500円の入域料を呼び掛けたところ、5400人あまりから370万円ほどが寄せられた。協力率は約68%。協力金は登山道整備やライチョウの保護費用にあてられた。こうした実験の結果をもとに、市は12日に入域料検討部会を開き、登山者に入域料をもとめる5か年計画の実施を決めた。それによると入域料は1人あたり500円とし、窓口は7月1日から10月31日までの4か月間、笹ヶ峰と燕温泉、新赤倉登山口の3か所に協力金箱が設置される。このうち登山客の多い笹ヶ峰には、原則24時間協力金箱が置かれた上で、午前5時から10時まで専任スタッフが配置され、入域料への協力を呼びかける。ほかの2か所は午前8時から午後5時まで箱が置かれる。ただし入域料は強制ではない。このほか登山者が協力しやすいよう、今後はスマートフォンを使ったQRコード決済などの導入を検討するという。市では登山シーズンにむけてホームページや現地の看板などを通じて、入域料への理解を呼びかけたいとしている。
※ご覧の記事の内容は2020年2月13日(木)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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