2020年02月07日 04:00更新
上越市清里区で新しい特産品が誕生した。地元産の青豆をつかったスイーツ「清豆たると」。はたしてどんな味に仕上がったのか?
これが「清豆たると」。ベイクドとレアの2種類ある。地元の新しい特産品をつくろうと、清里商工会の女性メンバー7人でつくるキヨモノプロジェクト実行委員会が3年半をかけて完成させた。原料には地元産の青豆が使われている。
キヨモノプロジェクト実行委員会の三原田逸美委員長は「青豆は色がきれいな緑色で清里のイメージカラーと合っている。タルトにこだわったのは、清里の恵みがギュッとつまったものにしたかったから」と話す。
丸い形のベイクドは、米粉と小麦粉をあわせたクッキー生地。中身は蒸した青豆とおからを混ぜ合わせ、アクセントにひたし豆の砂糖漬けをのせた。
もうひとつのレアは星の形をした、モナカ生地に、青豆のペーストをのせて食べる。三原田委員長は「ベイクドはサクサクした歯ごたえと青豆の風味を感じてほしい。レアはペーストが青豆のうま味を最大限活かしてある。ペーストを存分にのせて食べてほしい」と。
1月28日には完成を記念して試食会が行われた。ベイクドを試食した人は「香ばしくておいしい」、レアを試食した人は「とてもおいしい。甘さが控えめですごく良い」と話していた。
「清豆たると」は30代、40代の女性をターゲットに作られた。商品化にあたっては上越市の洋菓子店「パティスリー・リ・リ」が協力した。三原田委員長は「試作するうえで、消費期限が延びなかったり、甘さを控えると固くなってしまったりした。委員会メンバーは素人ばかりで、思いを形にするのが難しかった」「今後、タルトが多くの人の手に渡り、永く愛される商品になってほしい」と期待を寄せている。
「清豆たると」の価格はベイクドが1つ300円、レアが3個入り1袋で900円の予定。販売はパティスリー・リ・リで3月下旬からの見込み。
■問合せ:清里商工会 ℡025-528-4111
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