2019年11月15日 15:42更新

上越市の除雪出動式が14日に行われ、オペレーターなど180人が安全で確実な作業へ決意をあらわにした。

出動式には、除雪事業者102社などから総勢180人が参加。はじめに、上越市が新たに購入した除雪車の運転キーが代表の業者に手渡された。

このあと事業者を代表して飯塚組建設の松原直人工事課長が「除雪作業の安全確認、健康管理に努め、交通事故、第三者災害、除雪従事者の労災事故防止に努め、安全安心な作業にあたる」と決意を述べた。 

今シーズンは、市から貸し出される除雪車198台と業者の242台を合わせた440台が作業にあたる。除雪の総延長距離は車道がおよそ1763km。歩道がおよそ154km。 

上越警察署によると、去年、除雪車による物損事故はその前のシーズンより7件少ない5件だった。その内、除雪車の後退時の事故が2件、単独による事故が3件だった。
この日は、大島真一交通課長が更なる安全運転を呼びかけ「関係者の健康管理、運転前の車両点検、運転手による安全確認の徹底に努めてほしい」と話した。 

また、長年に渡り除雪作業に従事してきた功労者9人に、野口副市長から表彰状が手渡された。 

その内、浦川原区郷土建設藤村組の和栗幸さんは42年間除雪作業に従事してきた。
和栗さんは「還暦をこえて、令和元年という節目に賞をもらえたことは印象に残る。地域にとって除雪は大切なこと。住民に喜ばれる除雪ができれば」と話した。

※ご覧の記事の内容は2019年11月15日（金）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch）初回18:30
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