2017年03月31日 07:02更新

昨年8月に店を閉めた、上越市本町3丁目の米菓専門店「囲炉裏庵（いろりあん）」が、店名を「いろり庵」に改め、あす4月1日から営業を再開する。

そのまま残されることになった店の看板

昨年8月末、親会社の「みながわ製菓」の倒産と同時に営業を停止した、米菓専門店「囲炉裏庵」。「高田のまちを活性化させたい、そして上越の米菓の文化を残したい」という想いで再開を模索するなか、高田のまちづくりに力を入れる「大島グループ」が支援することになり、再開が決まった。

親会社が販売していた人気商品「とうがらしの種」などは、今年の2月から県内の大手米菓メーカーが商標権を譲り受け販売している。店ではこれらの商品の他、全国から厳選したせんべいを並べる予定。

店長を務める皆川容子さんは「自社製品がなくても、先代のおせんべいを楽しんでもらいたいという想いはしっかり残していきたい。県内には有名な大手米菓がたくさんあるが、あえて県外のおせんべいも置くことで、全国にたくさんの美味しいおせんべいがあることを知ってもらえたら」と話している。

プレオープンの4月1日（土）・2日（日）には、両日おせんべいを購入した人先着100人に「とうがらしの種」がプレゼントされる。グランドオープンする5月1日には、外国人観光客にも「せんべい文化」を楽しんでもらおうと、店でせんべい焼きが体験できる囲炉裏コーナーが設置される予定。

いろり庵　4月1日オープン
■営業時間:10:00～18:00
■定休日:水・日曜日
■問合せ:℡025-526-7570


※2017年3月31日　ニュースLiNKで放送　初回18:30～