2019年07月23日 10:56更新
かつての高田藩と徳川家のゆかりを示す書画や道具類をならべた企画展が上越市立歴史博物館でひらかれている。
高田城は、徳川家康の6男松平忠輝が初代城主となってからおよそ70年間、徳川家ゆかりの城主をむかえた。そのため、上越市の寺社には徳川家ゆかりのものが多く残されている。
会場には、忠輝とその妻、五郎八姫の位牌や徳川家ゆかりの書画などおよそ40点が展示してある。
寺町2丁目の天崇寺所蔵の肖像画。これまでは家康を描いていると考えられていたが、2年前、2代目の秀忠だったことが判明した。全国でも忠輝の肖像画は数点しかない。
上越市立歴史博物館の花岡公貴副館長は「なかなか秀忠の顔を見る機会がない。こんな顔だったのかとみてほしい」と話した。
寺町2丁目称念寺所蔵の絵画。どれも400年以上前のものとされている。中央の絵は家康が6歳の時に描いたとされる「三河万歳図」
これまでに発見されている家康の絵画と画風が似ていて、3人の人物をいきいきと描いている。花岡副館長は「普段は各寺に所蔵されているのでなかなか見る機会がない。ぜひ来てほしい」と話している。
上越の寺社と徳川の城・高田
■期間:10月20日まで
■開館時間:午前9時~午後5時まで
■休館:月曜(8月25日 蓮まつり期間中は無休)
■観覧料:一般500円 小中高生250円
※ご覧の記事の内容は2019年7月23日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 7月23日 19:00~ 7月29日 19:00まで)
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