2019年06月27日 14:00更新
今月20日、上越市稲田にある中央農業研究センター北陸研究拠点の試験場の田んぼで、白い個体のニホンアマガエルのオタマジャクシ2匹が見つかり、現在上越科学館に特別展示されている。
これが今回見つかった、白いオタマジャクシ。体長は尾っぽを含めて約3㎝(27日現在 )。
アマガエルのオタマジャクシは通常黒色だが、見つかったのは、色素異常で体が白い個体(アルビノ)。アルビノとは突然変異や劣性遺伝でメラニン色素が先天的になく、体の色が白色または黄色、目が赤いのが特徴。
上越科学館によると、オタマジャクシ・カエルのアルビノは全国的にも珍しく、毎年数件の報告しか上がらないという。自然界では天敵に狙われやすく、生きた状態で見つかることは稀だという。
オタマジャクシには現在手足がはえており、きょうから水中ではなく、水槽の壁をはうようになったという。成長するとこのまま白い個体のアマガエルになる。
白いオタマジャクシは上越科学館の企画展示「うきうき ケロケロ カエルランド」に合わせて今月30日まで展示されている。
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