2019年04月29日 16:00更新
新しい結婚のかたち「パートナーズ婚®」について学ぶ研修会が、25日(木)に上越市藤野新田にある結婚式場シェ・トヤで開かれた。
シェ・トヤは、スタッフに同性愛者や性同一性障害の人など、性的マイノリティの人たちを指す「LGBT」についての知識や注意点などを学んでもらおうと、こうした研修会を初めて開きました。
参加したのは、シェ・トヤと上越市春日野の結婚式場フィーヌ・ゼルブのウェディングスタッフなど約20人。
結婚トータルサポート協会代表理事の岸本誠さんが、LGBTについての基礎知識から、多様なブライダル対応の取り組みについて説明しました。
岸本さんは「今後の結婚式場には、LGBTや高齢者、再婚や事実婚、障がいがある人など、ありとあらゆる層の人たちに応じたウェディングを提案していくことが求められる」「幸せなカップルが増えれば増えるほど、みんなが幸せだと思える社会に近づいていく」と話しました。
研修会に参加したスタッフは「自分のなかにあったウェディングの概念が変わった」「パートナーズ婚を望むすべての人が、自分の幸せ、希望に添った生き方ができるよう、理解し寄添うことが大切だと思った」と感想を話していました。
またシェ・トヤの支配人飯田さんは「人としてウェディングを望む全てのカップルへ、最高のウェディングをこれからも目指していく」と意気込んでいました。
シェ・トヤでは今後も、LGBTなどのウェディング対応に向けて取り組んでいくということ。
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