2019年04月05日 18:55更新
今年3月、アラブ首長国連邦で知的障がいがある人たちのスポーツの祭典スペシャルオリンピックス世界大会が開かれ、ゴルフ競技で妙高市の望月辰紘さんがみごと金メダルを獲得した。
スペシャルオリンピックスのゴルフ競技で、みごと金メダルをとった望月辰紘さん、30歳。知的障がいがある望月さんは10年ほどまえ、19歳でゴルフの上越妙高チームに入った。
練習は、ゴルフ練習場に通うだけでなく、夏場は毎週のようにゴルフコースで腕を磨いてきた。去年秋には、その努力が報われ、国内大会で優勝、世界大会への出場を決めた。
ゴルフ競技は、知的障がいがあるアスリートと健常者のパートナーがチームを組み、交互に打ってスコアを競う。望月さんのパートナーを務めたのは髙島信之さん、75歳。
高島さんが望月さんとコンビを組んだのは5年まえ。それ以前にも望月さんのスキーのコーチをつとめていて、2人は長い付き合いだ。高島さんは望月さんのスポーツにかける情熱に目を見張るばかりだという。
望月さんについて髙島さんは「まじめで研究熱心。目標を立てて努力している。すばらしい」と称えている。
今年3月の世界大会では、バンカーが多い難コース。くわえて本番では台風並みの強風だったため、2人はボールを飛ばさず短く刻む作戦に徹したという。
結果、大きなミスが無くスコアを伸ばして、金メダルを獲得した。
望月さんは「3年後の国内大会で優勝。4年後のドイツ大会で優勝したい。がんばります」と新たな目標を立て決意を語った。
※ご覧の記事の内容は2019年4月5日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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