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大滝荘に新メニュー 「田人呼び」 4月1日から今季営業開始

2019年03月23日 11:50更新

山の恵みで心身ともにリフレッシュ!

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4月1日から今季の営業を開始する妙高市上小沢にある山村体験交流施設「大滝荘」に、新しい食事メニューが登場し、22日関係者に披露された。

大滝荘は平成15年に出来た妙高市の山村体験交流施設。幻と言われている、そばの原種「こそば」を使った名物の手打ちそばと、自慢の山菜をはじめとする田舎料理が楽しめる。このほど利用者の拡大を目指し、大滝荘の新たな目玉を作ろうと妙高森林ウェルネス推進協議会と共同し、新メニューを開発した。Still0322_00006コンセプトは地元に伝わる「田人呼び(とうどよび)」。これは農作業の手伝いに来てくれた人を呼び、作神様に感謝して料理を振る舞う行事で、大皿に盛り大勢でにぎやかに労をねぎらったとされる。

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      フードプロデューサー 園田祐喜子さん

 

開発には、東京で活躍するフードプロデューサー、園田祐喜子さんと地元の料理グループ「かまどクラブ」が携わった。

新メニューは2種類あり、どちらも9品盛りとなっている。

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こびりセット

こちらは「こびりセット」(1,200円の予定)。農村で使われた「こびり=おやつ」をヒントに甘い物からしょっぱいものまで揃えたプレート。季節によって内容は変わり、写真は春のラインナップ。自慢のそば団子や、そば豆腐に加え、赤カブや山菜の漬け物、ちまきや桜餅、かきもち、甘酒が並ぶ。



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おつまみセット

続いて「おつまみセット」(1,200円)山菜のきんぴらやこごめの胡麻和え、ずいきの酢の物、セロリの粕漬けなどお酒と一緒に楽しめるラインナップとなっている。


園田祐喜子さんは「どの料理も季節感を出している。若い方には昔の新潟の冬の生活、山菜をアレンジして冬まで食べられるスタイルを味わってほしいし、高齢の方には静寂の山の中でくつろぎ、老若男女とわず心身ともにいやしてもらえれば」と話している。

また大滝荘では宴会メニューのバリエーションも増やすことにしている。3コースあり、いずれも飲み放題と入浴券の他、そばがセットになっている。①なっとくプラン4,000円コース(料理6品)②いちおしプラン5,000円コース(料理9品)③たっぷりプラン6,000円コース(料理10品)で、たっぷりプランには「こびりセット」も含まれている。Still0322_00000 (1)

施設によると大滝荘の利用者は年間約6,700人、宿泊は約400泊だという。

妙高森林ウェルネス推進協議会事務局の舘野智光さんは、これまでの売上の1.5倍を目標に掲げたうえで「都会の人、女性、外国人など今まで来られなかったお客様を増やし、大滝荘を元気にしたい。周りも棚田があって景色もとても良いので散策してほしいし、山菜料理が非常においしいので、ぜひ連休は沢山の人に来てほしい」とPRしている。

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大滝荘  HP ⇒ http://ootakiso.net/

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