2019年03月12日 08:21更新
国立妙高青少年自然の家で2月に開かれたスキー滑降大会で、地元妙高小学校の児童2人が3連覇した。そのことに感激した住民が11日、自費でトロフィーを用意し児童に贈った。
トロフィーが贈られたのは妙高小学校5年生の山田芽生さんと6年生の本間響さん。2人は2月に開かれたスキー滑降大会で3.5kmの斜面をすべり、それぞれ高学年男子の部、女子の部で優勝し3連覇した。
トロフィーを贈ったのは地元・関山地区に住む後藤求さん。後藤さんは、かつて地元のスキー大会などで役員を務めていた。スキー滑降大会で地元の児童2人が3連覇したことに感激したことから、自費でトロフィーを調達し、きょうの贈呈式となった。
5年生の山田芽生さんは「授賞してうれしい。来年は夏のころから練習して、いろいろな大会で入賞できるようにがんばりたい」と話した。また、6年生の本間響さんは「とてもうれしい。大会では風の抵抗をなくすため、できるだけ体を小さくするようにした。中学では出る大会も増えるので入賞目指してがんばりたい」と話した。
後藤さんは「今後の励みとご褒美にあげたいと思った。関山地区はスキーが盛んなので、この地区からオリンピック選手が生まれてほしい」と話した。
妙高小学校では冬の間、毎週火曜日と金曜日の午後、スキー授業を行い、技術を磨いている。今回3連覇した2人も大会のために練習を重ねてきた。
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