2017年02月27日 16:38更新
(27日 西本町1の選挙事務所で会見)
今年秋の上越市長選挙に立候補を表明している、元上越市議会議員の中川幹太さん(41)が27日、西本町1の選挙事務所で会見を開き政策を発表した。
会見で中川さんは、「自身の強みとして、大きな企業から寄附をもらったり、お金を借りたりしないことによって、自由に政策を打てるようになると考えている。出来るだけ個人個人と話しをして政策をつくっていく」と、しがらみがないことを主張した。
政策の柱には「自立した地域を創る」「保険料の削減」「人口誘致」「柏崎刈羽原発の再稼働は、福島第一原発の検証が必要」の4つを掲げている。
自立した地域創りについて、現在の市政は全ての決定権が木田に集中する中央集権型になっていると指摘し「地域コミュニティに誇りを持ち、それぞれの地域が独自に決められる自立した地域をつくるべき」と話した。具体的には地域自治区に予算編成権を分与する考えを示している。
人口誘致に向けては、特に子育てと教育に力を入れる考え。自身も共稼ぎの家庭で3人の子育て中であることから、「子どもが病気の際の対策を取り、女性が働きながら安心して子育てが出来る環境をつくりたい」としている。具体的には、病児保育施設の強化や、高等教育への給付型奨学金制度の導入などを盛り込んでいる。
また、現在購入が検討されている上杉謙信の太刀 山鳥毛について、「活かすものとしてはあるべき物だと思うが、今の政策の中では買ってもだめ。やはり通年で観光が出来る場所を作っていかねばならない。これは議員の時から訴えてきたが、行政側としては通年観光はやらないという返答だった。11月の時点で状況を見極めてからの判断になる」と話した。
※2017年2月27日 ニュースLiNKで放送 18:30~